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染物について

古来5000年前のエジプト時代から続いている染物つくり。
色をつけた布を染物と広い意味で染物と表現されていますが、一言で染めるといってもいろいろな染め方があります。色を染めるために作られた染料はもともと粉末ですが、それを布に染めるために大きくわけて二つ媒体があります。

ひとつは水、もう一つは油です。よくペンなどで水性と油性とがありますが、それと同じことが染めでも言えます。当社では主に水性の方の染めを行います。

水性のペンや墨汁の筆などで布に絵や字をかくと布にはにじみながら繊維にそって表現されたものが描かれますが、当社で用いる染方法、捺染ではなるべくにじみの少ないように染料と水をあわせたものに糊をあわせ、製版しておいた型(スクリーン)を用いて染めていきます。 乾燥させ、熱を加えることで染料は化学的に布に染み付きます。布には染料を吸収できる限界があるので、それ以上の染料や糊は洗い流します。乾かして干すと縫製してのれんや旗が出来上がります。

スクリーン(型)の不要な染物で多色やグラデーション写真の染めが可能な昇華転写捺染(デジタル染色)はにじみのないすっきりした型際を実現できる画期的な染方法です。

熱と圧力で分散染料を固着させる染方法です。無水染色といって従来は水なしでは考えられなかった染物でしたが、少しの水分で済むので、地球にやさしいエコな染色としても注目される染物です。

染物は水を使うという本質から、温度や湿度等加工する条件によって品質がすこしずつかわります。同じものを何枚も作っていても少しずつ違いが出てしまうのが染物です。色や風合いが染めの加工方法によっても変ります。お客様のご希望とイメージやデザイン、ご予算にあわせたご提案をさせていただきますので、どうぞご相談ください。